法政通信文学部史学科卒の有紗です
今回は、文学部(日文・史学・地理)のみ必修な「卒業論文第2次指導」に関して
内容・注意点・必要なもの
など
わかりやすくお伝えします
是非、受ける前に参考にしてみて下さいね!
個人的に後悔しかないので、みなさんにはちゃんと内容を伝えられたらいいな!
目次
開催期間
開催期間:夏スクーリング期間中のみ
場所:市ヶ谷キャンパス、ボアソナードタワー内の指定教室
日付:完全ランダム
大学側が開催日から2〜3週間前頃に指定してくる、移動不可
面接時間:担当教授により大きく異なるが、30〜60分間が多いみたいです
私は2群火曜日の10:00~で、大体60分間、夏スク授業を途中で抜け出して、面接していました
申請方法
第2次指導は事前に申請が必須です
web学習サービスより
例年6月上旬あたりから申請をします
申請条件は、第1次指導合格者のみです
詳しい申請方法は「法政通信6月号」を見てね!(例年度は6月号でした)
めちゃめちゃ簡単な申請方法なので、安心して下さいね
どんな流れだった?
ここからは文学部出身者5名の体験談をもとに作成します
第2次指導は「面接」と書いてありますが
以下ではあえて「面談」と呼ばせていただきます
理由は次のとおりです
結構ゆるい
企業面接のようなお堅い感じではなく・・・
担当教授と第1次指導からの変更点や
内容を語り合うような
面談方式でした
なんと5人中5人がお堅くないと回答していた・・・笑
結構楽しい感じなので、安心して下さいね!
集団または個人での面談
担当教授によりますが
人気が集中する分野は、3人同時に受けるなど集団が有ります
それ以外は基本、マンツーマンです
史学科は日本史専攻が人気ですが、中でも集団式なのは一部の教授でした
内容詳細
以下では
どんな事をやったかまとめてみました!
1.変更点の確認
・第1次(文書)指導書の内容を確認
・内容がどれほど変化したのか簡単に述べる
双方の認識を確認する感じでした
ここで、簡単に変更点を述べられるといいでしょう
2.資料(史料)の確認
次に、使用する予定の資料内容の確認をしました
・何故その史料・文献を使ったのか理由を簡単に述べる
・訳や解釈は合っているか
など
簡単に教授から質問されるので、答えていきます
そんなに畏まらなくても教授が支えてくれるから大丈夫だよ!
3.内容の指摘
また、内容のチェックとして指摘が幾つかされますので
出来る限り応えられるようにしましょう
・内容理解度チェック
・参考文献の確認をする
・誤字脱字チェック
など
そんなに難しい事は質問されないと思います。先程と同様に詰まったら教授が支えてくれます!
私は、西洋史専攻でしたが、この部分をやるなら貿易や制度を理解した上で、アメリカ史も網羅すべきと指摘されました。使用した史料にはその部分は載っていなかったので、終始知識量の差に圧倒されていました。
4.教授からのアドバイス
以下のような、アドバイスを受けました!
・構成の改善
・内容の改善と補強点
・資料の調べ方指摘
・おすすめの資料紹介
などなど
とにかく面談の6割はこの時間だと思って下さい
内容への理解度が乏しいとアドバイスだらけに!
教授は、資料(史料)を事前に読んでくるみたいです、痛い目見ないように理解度は深めておきましょう!
【ラスト】先生への質疑
先生に直接質疑出来るのは、この機会のみ!
不安なこと心配なことなどは、なるべくまとめておこう!
私は、史料の調べ方とか初歩の初歩を質問した記憶がありますが、丁寧に分かりやすく答えてくださいました(勿論教授にもよると思いますが)
持ち物
次に、当日の持ち物について補足があります
自作のレジュメ(必須)
第1次指導からどのくらい変化があったかを同じ構成で書く
これを元に先生と面談することになる
先生に提出する場合もあるので、最低2枚は刷ってください
卒業生の中には提出して「何ページの何処が・・・」と質疑で使われた事もあるんだって!
学生証(必須)
無いと、本人確認ができなくなるかも・・・?
筆記用具(必須)
言う事なし必要
メモ帳(任意)
先生からのアドバイス(指摘)のラッシュに合うため
ちなみに、服装自由です!真夏なのでラフな格好の人が多かったです
第2次指導で貰えるもの
第2次指導では、本番執筆まで使用するものが貰えます
先生からの卒論構成レジュメ
絶対無くさないでください
最悪、執筆出来なくなります
指定文字数、指定参考文献記載方法などが書いてあります
先生ごとに指定書式内容が全く異なるので、無くすと一発アウトになります
もしかしたら、無い教授もいる・・かも?
落ちる可能性はあるの?
ある
何を研究したいのか意味が分からないなどを理由に
先生からのGOサインが出ないとあるらしい
面談が答えられなかったなどの理由では、落ちる事は無いと思います!
アドバイス
かなりゆったりしているので、落ち着いて受けてください!!
逆質疑と言っても、そんなにハイレベルな答えを求められるわけではありません!!
以下で、体感したアドバイスをまとめます
是非本番の1週間前などに目を通して下さいね
・1次(文書指導)から2次で大きく変化した部分と、資料の構成内容は把握しておくこと、教授に伝えられるように事前に慣れておくと◎
・教授からのアドバイス内容は卒論執筆まで覚えておこう
・アドバイスラッシュになるので、メモしよう
・とにかく内容の一貫性が大事(レポートの序論・本論・結論みたいに一貫性を保ちましょう)
第2次指導は、唯一担当教授から教えて貰えるので
事前に、聞いておきたいことはちゃんと聞きましょう
まとめ
何度もしつこく言っていますが、ゆったりした面談です
社会人の方や予定がある方は、事前に夏スクーリングの時期にお休みを取れるように手配した方がいいです。移動はいかなる理由でも不可能なので、1年後に再チャレンジすることになります・・・。
1.卒論で作成したい内容と結論、使用予定の資料や内容への理解
2.自作レジュメへの理解と作成
3.質疑内容への回答と教授からのアドバイスをメモする
ここが一番大切です!
緊張せず、面談とアドバイスを貰いに行く感覚で行きましょう!応援しています!
そんなにハイレベルな会話はしないから、大丈夫だよ!